株式会社コイシ 代表取締役 小原文男
私はいまでも方向角で仕事をするとミス、勘違いがなくなると思っています。
方向角を意識すると現場の全体系を把握することができるため、現場作業を進める際は、方向角を意識することをお勧めします。
例えば、T-1に光波を据えT-2を視準し、方向角が60-00-00としたとき、今からセンタ-設置をする際NO.5の接線方向角が50-00-00だとしたら、この道路は「T-1~T-2の平行より若干遠くになっていくのだな!」とイメ-ジがわきます。
つまり、全体の位置関係が見えてきます。測量成果簿に記している方向角を活用してください。(接線方向角、横断方向角)現場をより深く理解することが出来ます。丁張マンを通じ、皆様の現場作業が円滑に進むことを願っております。