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第78回コイシ塾は、戸高歯科医院 戸高 勝之 様にお越しいただきました。http://todakashika.com/
今回は、普段あまり気にすることがなかった「むし歯」についてお話していただきました。
戸高様の本業は歯科医ですが、2018年お父様から70haの山を相続されたことで、林業にも関わることになられました。そのため林業のお話を少し交えながら講演していただきました。戸高様は歯科医をしながら自伐型林業にも取組まれています。松内の森パンフレットhttps://www.koishi.co.jp/archive/images/matsuuchi_forest.pdf
「むし歯になる原因」と考えたとき誰しもが思うことは、歯磨きをしていないから・しっかりと磨いていない・甘いものをよく食べる等“歯磨きや食生活”だけが原因だと考えている方がいると思います。
実は、それだけではありませんでした。
海外のとある国では歯磨きを一日に一回だけしかしない国があり、その国のほとんどの人たちはむし歯が無いそうです。さらに甘いものを好んで食べているとのお話、むし歯が無いなんておかしいと思う方もいると思います。では、何故むし歯が無いのか…?
それは「フッ素」の力によるものでした。フッ素を溶かした水を水道水に使っており、毎日フッ素を体の中に取り込むため、むし歯になりにくい歯になっています。
日本ではこれがまだ実施されておらず、日本人がむし歯が多い傾向にある一つの原因だと感じました。フッ素入り歯磨き粉を使っていても何回もすすいで取れる等、日常生活でフッ素を取り込むことがあまりないと思います。最近ではフッ化物洗口を行う小学校が増えてきたため、日本でフッ素の重要性が増したのだと思います。日本でもいつかフッ素入りの水道水になればむし歯予防に近づくと思いました。
他にも、歯並びが悪いと磨きにくく汚れが落ちないためむし歯になりやすかったり、日本人の食生活が関係していたり等、日本の文化に関係することもありました。あらゆる視点から原因が考えられるため、これからの生活のためにも改善点を見つけ、年を取っても自分の歯で噛めるような元気な歯になればと思いました。
貴重なお時間をいただきありがとうございました。
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