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2日目の日程は、午前に「地下ダム(二峰圳)見学」、午後には「屏東県政府 表敬訪問」となります。vol.2では、地下ダム(二峰圳/にほうしゅう)に焦点を当ててお話しできればと思います。地下ダムの話に入る前に、「屏東県(へいとうけん)とは?」という部分に少し触れていきます。
屏東県とは、台湾の最南端に位置している自然豊かな地域です。
熱帯地方に属しているということもあり、1年を通して気温が高く、6月時点で30℃近くもあるようで…
なかなかにハードな1日となりました(・・;)
私たちが最初に向かったのは、屏東県にある「林後森林公園」という場所です。そこでは、國立屏東技科大學の名誉教授である丁 澈士(ちょう てつし)先生と合流をし、地下ダムや水資源に関することを教えていただきました!!
二峰圳を30年以上研究し続け、維持管理に尽力されています。
一般的なダムというのは、川の地表水や地下水を「せき止める」というのが大半ですが、今回向かった二峰圳は、一般のダムとは異なり、「伏流水(ふくりゅうすい)」を使用した工法を用いています。
「自然を抑え込む技術」ではなく、
「自然と折り合いをつける技術」
これこそが、二峰圳を代表する特徴の1つなのです!!
その後は、林後森林公園を後にし、実際に地下ダムの中に向かうことに。ただ、流れが速く水深もそこそこあるとの説明があり、実際に入れる人は限られるそうです。身長・体格・体幹の3つがある程度ないと、すぐに流されてしまうようで…
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