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三日目の午前には八田ダム(鳥山頭ダム)、八田與一記念館、午後からは高雄に戻り、高雄自來水源局、日本台湾交流協会高雄事務所へ向かいました。
本題に入る前に、冒頭に出てきた “八田與一氏とは?”について触れていきます。
八田 與一(はったよいち)氏
日本の水利技術者であり、台湾の不毛の土地と呼ばれていた嘉南(かなん)平原に堰堤長1,273mの、当時では東洋一の規模であった八田ダム(鳥山頭ダム)と、総延長16,000kmにおよぶ給排水路を完成させました。その成果により、嘉南平原は台湾一の穀倉地帯となりました。
そのことから、現在でも台湾で多くの方に慕われ続けています。
八田ダムの水の勢いはとても強く、これまで見てきたダムの中で一番強いのではないか?と思うレベルでした。元々、日本で見慣れていたダムというのも穏やかであまり動きのないイメージだったのですが、今回でダムへのイメージもかなり変わりました(゚Д゚;)
八田ダムの次は、高雄自來水源局へ向かいました。
自來水源局と聞くと、日本では少し馴染みのない名称ですが、日本でいう水道局です。
そこでは、施設内部の見学やvol.2でも少し出てきた「伏流水」、その他の施設などについてより詳しく教えていただきました。
施設内部を見たとき、「恐怖」と「驚き」の2つが入り混じりました。具体的に言えば、貯水池の底が見えないほど貯まっている水量に対する「恐怖」と、それを貯める施設を作った技術に対する「驚き」です。
その後は交流協会へ向かったのですが、スマホやカメラは部屋への持ち込みができず、写真は撮れませんでした(´;ω;`)
ですが、話自体はかなり盛り上がり、今回の「台湾視察」への印象や、感じたことなど、各々の意見を聞くことができたので、視察の締めくくりとして、最も良かったのではないかと思います(^^♪
私自身は、今回の視察で「海外への目の向け方が変わった」という感想だったのですが、他の方々は水資源の保全方法、台湾と日本の繋がり、食生活・住生活の違いなど、様々な意見・感想が飛び交っており、非常に楽しい時間となりました!!
次回でいよいよ台湾視察は最終日です。最後のvol.5もお楽しみに!!
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