大分県大分土木事務所様が、管轄している「一級河川大分川水系・大分川」
河川災害復旧事業の支援をさせて頂いた。支援内容は、現場 の「早期復旧」。新技術として、現場にて3Dレーザ-スキャナ計測機を活用し危険作業地帯に踏み入ることなく、半日で作業を終わらせることができた。今回、この取組において、大分県土木事務所様が全国災害復旧技術発表会に技術内容申請し、
弊社がその現場成果のサポートさせて頂いた。
本事業の目的:「優秀災害復旧技術発表は、各都道府県・政令指定都市・市町村の災害復旧担当職員の専門技術の向上を図り、適切な災害復旧工法の開発・推進及び復旧に寄与すること」とある
梅雨前線豪雨による異常出水で護岸が被災。JR久大本線が隣接し、その上部に、一般国道210号が並走している。
・現場は、立ち入り困難
・早期復旧(工期短縮)
以上を踏まえ、現場復旧のため3次元レーザー計測を用いた。
通常通りの測量作業の場合、光波測距儀を用い現場調査を行うため、安全対策、敷地立ち入り協議などが発生し、時間とコストが掛かってしまう。
今回、上記を回避するために、「3次元レーザースキャナー」を計測に活用した。現場を対岸から計測することで、上記を課題を改善し、現場の早期復旧に努めた。通常、2日から3日かかる測量業務を半日で終わらせることができ、
3次元データを国土交通省、JR九州にて、有効活用することで協議時間の短縮、資料等の削減をすることができた。