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3Dレーザースキャナー計測の概要と機能 | 土木工事測量のコイシ

■3Dレーザースキャナー計測とは?
3Dレーザースキャナー計測活用|土木工事測量のコイシ
■3Dレーザースキャナ計測は、照射したレーザーパルスが反射して戻ってくるまでの時間で距離を算出し計測するもので、原理はトータルステーションと類似している。レーザーの照射は、回転しながら自動的に連続して行われるため、数分で大量の点データを取得する。
弊社所有の『VZ-2000』では最大で1秒間に、約21000点まで取得可能。
「LMS-Z420i」では最大で1秒間に、約8000点まで取得可能である。
観測ステップ角は、最小0.01度、スキャニング範囲は鉛直方向に80度、水平方向には360度まで設定可能である。
■従来の測量では、トータルステーション等で1点づつ座標を求めているが、多くの点が必要な地形測量等では、3Dレーザースキャナーを使用することにより、圧倒的な効率化を計ることができる。また、ノンプリズム方式のため、立ち入り困難な危険箇所や複雑な地形にも対応する。
■レーザースキャナーデータ取得イメージ
レーザースキャナーデータ取得イメージ|コイシ
■活用事例項目
■レーザースキャナー計測データ取得の概要と仕様
レーザースキャナー計測データ取得の概要と仕様|コイシ
■あらかじめ設置しておいたターゲット(スキャナーは自動検出する)に、公共座標を与えることにより、すべての点が公共座標を取得する。その時の観測対象構造物から解析される公共座標(X,Y,Z)の精度は、10㎜-20㎜程度である。
■付属のデジタルカメラで撮影された画像から点群に色を添付してカラー表示が可能。
■仕 様
測定点数 : 8000点(max)/秒
精 度   :±10mm
測定距離 : 2m ~ 800m
レーザー安全規格 :CLASS1